歯の詰め物(インレー)とは
小さな虫歯を削った後は詰め物を入れることになります。
一口に詰め物といってもさまざまな素材が使われるため、見た目だけでなく強度や歯の寿命なども考えて選んでいくことが大切です。
また、費用も素材によって異なっており、保険診療か自由診療かによって変わってくるということです。
詰め物(インレー)とは

インレーとは虫歯治療で使用される詰め物のことであり、型取りをしてから適合する形の修復物を作製することになります。
一般的には銀など強度のある金属が素材として使われますが、セラミックの材質が向上したので白いものも作製できるようになりました。
銀の詰め物は保険適用となるため、費用を安く抑えたいという人に向いています。
費用は3割負担で1500~3000円程度で作ることができます。
銀を50%以上含有しており、他にはパラジウムや亜鉛、銅などといった合金を使っています。
削ってから形成や型取りをし、その後修復物をセメントで固着することになります。
費用は安価で済みますが、口を開けた時に目立ってしまうなど審美的な問題もあります。
また、治療後に虫歯になりやすいことや金属アレルギーのリスクについても注意しましょう。
レジンは合成樹脂の一種で白い素材です。
磨り減りやすく割れやすいという特徴があるため、1回で修復することが多いです。
保険適用なので費用は安く済みますが、変色や劣化が起こりやすい素材なので注意しましょう。
自由診療としては金を使ったものがあります。
これは75~84%金を含有した金合金を使用したものです。
金属と同じように削ってから形成し、型取りをしてから修復物をセメントで固着するため、2回通院する必要があります。
費用は30000~70000円と高額になりますが、銀で作られたに比べて虫歯になるリスクが低いですし、金属イオンが溶け出す可能性も低いとされています。
しかし、最近では金の高騰やセラミックの進歩、審美的な問題により、使われることが少なくなってきています。
セラミックインレー
セラミックインレーは金属を使わず、セラミックで作られたものです。
この施術でも2回の通院が必要となります。
費用は40000~70000円程度と高価ですが、見た目が綺麗で審美面に優れています。
また、変色しにくいことも特徴であり、金属を使わないので金属アレルギーのリスクもありません。
しかし、噛む力の強い部分に使うと割れていしまうこともあります。
ハイブリッドセラミックインレーは金属を使わないセラミックとプラスチックを混ぜたものです。
噛む力があまり強くない部分には1回だけで治療が終わることもありますが、基本的には強度面を考えて2回の通院が必要となります。
最初に削ってから形成をし、型取りをした後に修復物をセメントで固着するという流れです。
費用は30000~60000円程度であり、セラミックインレーに比べると少し安くなっています。
セラミックに比べて割れにくいですが、透明感が少ないですし、長く使っていると少し変色することもあります。
クリニックで治療を受けた後に詰め物が取れてしまうこともあるでしょう。
冷たい物がしみる場合や噛むと痛いなどの症状がある場合、できるだけ早くクリニックを受診して応急処置をしてもらうことが大切です。
放置したままにしておくとさまざまなリスクがあります。
放置しておくと虫歯が進行して痛みが強くなってしまうこともありますし、神経を取れないといけなくなってしまうこともあるのです。
さらに放置すると痛みも感じなくなり、神経が壊死して感染のリスクが高まります。
食べ物がつまり安くなって炎症を起こすこともあります。
また、出血しやすくなったり、口臭の原因になってしまうこともあるので注意しましょう。
詰め物をできるだけ長持ちさせたいという場合、普段からきちんとケアを行っていくことが大切です。
毎日自宅でケアすることはもちろん、定期的にクリニックでメンテナンスを受けることもポイントです。
規則的な生活を送り、あまりストレスを溜めないようにすることも重要です。
セラミックなどの素材は強い力がかかると欠けたり、割れてしまうこともあります。
普段から食いしばりの癖がある場合、マウスピースを使用すると良いでしょう。
金属で作られたインレーの場合、100%金だけで作られているわけではありません。
数種類の金属の合金を使用することになるため、長く使用していると金属イオンが溶け出し、金属アレルギーのリスクが出てしまいます。
アレルギーが心配な場合は金属を使わない素材を選んだ方が良いでしょう。
削った後は神経が敏感になっているため、冷たいものや熱いものが一時的にしみることがあります。
特に金属は熱伝導性が良いため、口の中に入れると冷たさや熱さを感じやすくなると言われています。
しかし、1週間程度で元に戻ることが多いため、あまり心配しなくても良いでしょう。
長く痛みが続く場合、神経がダメージを受けている可能性もあります。





